TGU概要

名古屋大学を Top Global University に育てよう!!

総長 松尾清一

 名古屋大学はわが国において、21世紀以降のノーベル賞受賞者の半数を輩出するなど、近年ますます注目が高まっています。また、世界有数のものづくり産業集積地に位置する中核大学として、地域と世界に貢献を続けています。一方で、世界の大学は、地球規模で熾烈な競争を展開しています。名古屋大学が今後、研究や教育の成果を社会に還元し、より高いレベルでミッションを達成してゆくためには、名古屋大学の地位をいっそう高めて、世界屈指の大学、Top Global Universityに育ててゆく必要があります。それにより、世界中から優秀な学生や研究者などの人材が集い、世界規模で人類に貢献できる大学に成長する扉が開かれます。2014年度に採択された文部科学省スーパーグローバル大学創成事業の名古屋拠点構想は、名古屋大学の将来あるべき姿を教職員と学生の皆様に提示し、全員が力を合わせてその実現に取り組むことで、より高い次元の大学を創り出すとともに、その過程で構成員一人ひとりが成長できるものと考えています。ハードルの高い課題もあると思いますが、皆様方には知恵と勇気を振り絞ってお互いに協力しながら前進していただきたいと思いますし、私自身も名古屋大学総長としてその先頭に立ちたいと考えています。

主な事業成果

設定目標と到達度合
2016年度までの目標値と実績値の比較です。おおむね目標どおりまたはそれ以上の成果をあげており、中には既に最終年度の目標値を達成できている項目もあります。





国際的に魅力ある教育プログラムの充実
世界トップレベルの教育水準

2017年3月現在、名古屋大学の留学生数は学生定員の15%を占める 2,400名を越えています。

学部、大学院それぞれ 546件、1,197件の授業が英語で実施されており、学部における国際コース群は国立大学の中では最も広い学術分野をカバーしています。

特に、Global30プログラム(以下「G30 プログラム」)では、学部及び大学院の広範な分野を対象に、英語のみで卒業できる国際コース群を開設しています。

学部におけるG30プログラムの卒業生の中には、名古屋大学の他、下の表のとおり世界の有力大学院に40名が進学しています。



今後、経済系及び理工系を中心に大学院授業の50%以上を英語化する等の取組により、さらなる教育プログラムの充実を目指します。




国際会議における基調講演数の増加
国際会議開催を奨励する助成金制度を実施した結果、国際会議件数が当初の2倍以上に増加しました。
国際会議を開催することにより、研究者および研究コミュニティの交流が活性化し、教員の意識改革が促進され、国際共同研究が積極的に展開されるようになり、基調講演数が増加しました。


海外主要大学とのJoint Degree Program
中央教育審議会の指針に従い、大学設置・学校法人審議会の審議を経て、2015年10月に我が国として初の国際連携専攻「Joint Degree Program」を開設しました。
2019年4月1日現在、国内最多の6専攻14コースを設置済です。
Joint Degree Programは、海外主要大学と専攻レベルでの研究・教育を本格的に連携し、合同学位審査による博士学位の国際的質保証を実現し、さらには、国際共同研究や共著論文の増加をもたらします。

概念図

工程表(2015-2017)

工程表(2018-2020)