Joint Degree

ジョイント・ディグリーとは

 ジョイント・ディグリーの 連携大学例:THE UNIVERSITY of EDINBURGH , THE UNIVERSITY of ADELAIDE LUND UNIVERSITY                                                                       

ジョイント・ディグリーとは

 ジョイント・ディグリーとは、連携する大学間で開設された単一の共同の教育プログラムを学生が修了した際に、当該連携する複数の大学が共同で単一の学位を授与するものです。我が国では、大学設置基準等の改正により設置が可能になりました。

 
ダブル・ディグリーとの違い 

 ダブル・ディグリーは、複数の連携する大学間において、各大学が開設した同じ学位レベルの教育プログラムを、学生が修了し、各大学の修了要件を満たした際に、各大学がそれぞれ当該学生に対して学位を授与するものです。
 ジョイント・ディグリープログラムと異なり、通常ダブル・ディグリーの取得にはそれぞれ異なる学位論文を必要とします。また、2つの教育プログラムを履修するため、通常の教育課程より修了まで長期間かかる場合が多いです。

名古屋大学の取組

名古屋大学のジョイント・ディグリー

 名古屋大学では、連携先大学と共同して博士後期課程又は医学博士課程のジョイント・ディグリープログラムを構築しています。学生は、1つの研究テーマを設定し、双方の大学の2人以上の指導教員から指導を受け、研究を行います。
 在学期間中には、連携先大学に概ね12ヶ月程度の留学を行い、連携先大学の指導教員から研究指導を受けます。名古屋大学の指導教員とも緊密に連携を取って研究を進めます。
 修了に必要な標準的な期間は博士後期課程で3年、医学博士課程で4年と、通常の課程と変わりません。
 学生は研究成果を1つの学位論文にまとめ、学位論文その他の修了要件を満たした学生には、双方の大学が連名で単一の学位を授与します。
 ジョイント・ディグリープログラムにおける学位論文は、名古屋大学と連携先大学との共同審査を受けるため、学位は国際的にも質が保証されます。ジョイント・ディグリープログラムを通じて学生は世界を知り、国際経験が学位という形で証明されます。また、この教育プログラムは文部科学省の設置審査を経て認可を受けたものです。
 
 名古屋大学は、医学系研究科において我が国初めてのジョイント・ディグリープログラム「名古屋大学・アデレード大学国際総合医学専攻」を2015年に開設しました。その後も3研究科で合計4つのジョイント・ディグリープログラムを開設し、我が国におけるジョイント・ディグリープログラムのフロントランナーとなっています。

海外トップ大学とJoint Degree実施

アデレード大学、名古屋大学、フライブルク大学の医学研究科による調印式

 世界的な大学教育の国際化により、アジア各国の有名大学は先進国の大学との研究・教育連携を進め、大きく変革を遂げつつあります。これまで、本学も研究・教育の国際化に対応した様々な活動を行ってきましたが、これをさらに加速させるため、研究科・専攻といった枠組みでの新たな国際的活動が必要とされています。
 本学は、世界の先端研究を進める海外大学と共同教育・共同研究を実施する「ジョイント・ディグリーを目指す国際共同教育研究ユニット」を新設します。TGU戦略のーつとして研究ユニットを活用したプログラムを支援することにより、各ユニットは教員短期相互派遣や共同研究・集中講義を実施し、ジョイント・ディグリープログラムの設立を目指します。本学では、2020年までに欧米やアジアの主要大学と10-20ユニットの設置を目標としています。
 先行例として、本学医学系研究科はアデレード大と2014年2月にジョイント・ディグリープログラムの実施協定を締結しました。今後、上記大学以外に交流実績のある海外トップ大学との提携拡大を目指しており、これら計画遂行のための国際共同教育研究プログラム推進室を設置し、ジョイント・ディグリ一および国際共同研究を推進します。最終目標として、国際共著論文や外国人教員の増加、2020年までにTHE、QS等すべての指標でTop100の上位を目指します。

アクションプラン[Joint Degree](2015-2017)

Joint Degree Programを目指す国際共同教育研究ユニット数の増加

・現在のアデレード、フライブルグ等の2ユニット→5ユニット
・既存のJointSupervision Program・Double Degree Program→JointDegree Program:相互補完的な一貫性を持ったカリキュラムへ
・国際人としてのキャリアパスの後押しを進める

 
国際共著論文・外国人教員の増加
 
国際共同教育研究ユニット設置を基盤にして両校の人材交流を促す

→国際共著論文・外国人教員の増加(外国人教員97人→120人)
 
THE、QS等すべての指標でTop100の上位を目指す

・国際共同教育研究により大学間の認知度を上げ、本学のReputationの向上を目指す。
・優秀な外国人教員の確保により国際的な研究ネットワークの構築を促進する。
・THE、QS等で100-200位→150以内を目指す。

アクションプラン[Joint Degree](2018-2020)

Joint Degree Program拡充の加速化

・カセサート大学、フライブルク大学、西オーストラリア大学、ノースカロライナ州立大学とのジョイントディグリー・
 プログラムの設置または設置協議
・ジョイントディグリー・プログラムを14コースで実施
・ジョイントディグリー・プログラムを人文系分野に拡充

国際共同教育研究ユニット設置を基盤にして両校の人材交流を促す

・研究者・研究コミュニティの交流の活性化に伴う国際共同研究の積極的な展開

THE、QS等すべての指標でTop100の上位を目指す

・事業開始時からスコアアップしたが、引き続き国際共同教育研究により大学間の認知度を上げ、本学のReputationの向上を
 目指す

 

名古屋大学のジョイント・ディグリープログラム