拠点展開

アジアにおける拠点展開

成長するアジアと学ぶハブ大学へ
 本学は、他大学に先駆けて法律、医療、国際開発等の分野においてアジア諸国の人材育成を行っており、国内外で高い評価を得ています。法政国際教育協力研究センター(CALE: Centerfor Asian Legal Exchange)の「日本語による日本法教育」が養成する法曹人材や、医療行政教育の大学院プログラム(YLP:Young Leaders Program)が養成する行政官など、いずれも将来のナショナル・リーダーとして名古屋大学の人的・知的ネットワークを構築しており、これらの卒業生を中心に、海外に全学同窓会15支部を設立し、ネットワーク強化を図っています。このような取組を通じて多様性の中で教育・研究を展開することで、成長するアジアとともに学ぶハブ大学を目指しています。
名古屋大学アジアサテライトキャンパス学院の展開
 これまでのアジア諸国に根差した人材育成の実績・ネットワークを礎に、相手国政府及びパートナー大学の協力の下、アジアサテライトキャンパス学院は「アジア諸国の国家中枢人材養成プログラム」を実施し、本邦キャンパスとサテライトキャンパス双方による質の高い博士課程教育を行っています。現在6か国(カンボジア、モンゴル、ベトナム、ラオス、ウズベキスタン、フィリピン)にサテライトキャンパスを設置し、教育、法学、医学、生命農学、国際開発、環境学研究科が参加し、42名の博士号取得者を輩出しています。