世界Topレベルを目指す先端的研究拠点
本学は、スーパーグローバル大学創成支援事業はもとより、世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI-focus)、研究大学強化促進事業、革新的イノベーション創出事業(COI)に採択されるなど、国内屈指の研究大学としての地位を固め、また、国際的にもノーベル賞受賞に代表されるように、世界的研究拠点として認知されつつあります。
しかしながら、各種ランキング調査では、本学は世界トップ100位程度に留まっているのも事実です。これは、本学が内包するポテンシャルを十分に出しきれていない状況と解釈されます。そこで、次に掲げる施策により、世界的な研究拠点大学としての揺るぎのない地位の確立を目指します。
アクションプラン[先端的研究拠点](2015-2017)
- 学内WPI(WPI-next)による融合拠点形成
- ・先端研究リーダー3名(採択時平均年齢40歳代)を核とするグループ
- ・海外最先端研究者招へい
- ・外国人研究者雇用
- ・採択ユニット数 現状2ユニット
- →恒常的に3ユニット以上へ。WPI申請、採択へ
- 若手・女性・外国人支援
- Young Leaders Cultivation (YLC)の独自研究支援
- ・将来を嘱望される研究者約10名を特任助教として採用。自らのアイデアに基づく研究の推進を支援。任期3年。5年まで延長の可能性。理系は原則1年以上の期間、海外機関で研究を実施。
- ・女性枠を別枠で確保。現状2名→恒常的に3名以上へ
- ・外国人枠を別枠で確保。現状3名→恒常的に3名以上へ
- ・特に優れた研究者をS-YLC教員とし、研究費等支援。現状5名→恒常的に8名以上へ
- 若手新分野創成研究ユニットによる新規研究支援
- ・学内異分野若手研究者2-3名による研究ユニット。任期3年。承継職員以外は、特任教員として雇用。異分野融合による新学術領域やイノベーションの創出を支援。活動費支援。
- ・採択ユニット数 現状6ユニット→恒常的に7ユニット以上へ
- 学術研究・産学官連携推進本部によるさまざまな研究支援
- ・科研費を含む各種研究プログラム申請支援、国際会議開催支援など
アクションプラン[先端的研究拠点](2018-2020)
学内WPI(WPI-next)による融合拠点強化
・時期WPI候補の育成、ERATOを目指し、新たなWPI級の拠点を持つことによる国際的な先端的研究の強化
・海外最先端研究者招へい、外国人研究者雇用と本学のTop研究者の連携による世界的研究拠点形成、ジョイントラボ形成
・海外Top大学に匹敵するTop1%論文を生み出だす
若手・女性・外国人支援
・Young Leaders Cultivation (YLC)の継続化
・有能な若手研究者約10名を雇用し、独立した研究に専念できる環境を提供。最長5年
・女性教員の増加 現状18%→目標30%
・外国人教員・女性教員等の学内定員への移行
若手新分野創成研究ユニットによる新規研究支援
・2017年に6ユニットの支援が終了、新たに6ユニットを採択
・若手新分野創成研究ユニットの継続的な支援
学術研究・産学官連携推進本部による研究支援の継続